センター長挨拶

八千代市薬剤センターは平成18年10月から本格稼働していますが、私は平成29年5月から運営に携わせていただいています。

八千代市薬剤センターは八千代市薬剤師会によって設立されましたが、この施設は、八千代市薬剤師会が「薬剤師としての立場から地域社会に貢献する」ために作った施設です。市民の方々から高い評価を受けている年中無休で、さらに24時間の処方せん調剤。また、災害時対策の医薬品備蓄といった事業はそうした目的を具体的に反映した活動となっています。

処方せん調剤。いわゆる薬局の部分については、薬剤師会が直接運営するのではなく、薬剤師会が設立した特定非営利活動法人やちやく(八千代中央薬局)に薬剤師会が委託して共同事業として行なっています。夜間の調剤は人員の確保が困難であるのみならず、経費的にも多大な出費を必要とし、単独での運営は困難です。しかし運営主体を、営利を目的としない特定非営利活動法人(NPO法人)にして、夜間調剤以外の保険薬局活動によって得られた収益を充当することにより、24時間の処方せん調剤を可能にしています。

さらに、夜間調剤に必要な人員は夜間勤務職員を別途採用することにより、八千代中央薬局の職員への負担が過大にならないようにしています。この夜間勤務職員には、八千代中央薬局の職員も一部加わっていますが、大半は八千代市薬剤師会会員薬局に所属する薬剤師が交代で勤務しており、24時間の処方せん調剤は八千代市薬剤師会全体で支える仕組みになっています。

災害時対策の医薬品備蓄は、一般的には管理の手間、期限切れへの対応など、どこでも対応に苦慮しているところです。この点については、薬業協同組合が八千代中央薬局で使用量の多い品目を在庫して、八千代中央薬局はそこから購入するという方法で、在庫の確保、流通、期限切れの防止が出来るようになっています。

「地域社会に貢献できる薬剤師」であるためには、不断の研鑽が必要とされます。八千代市薬剤センターにはそうした要請にこたえられるよう、会議室を設置し、数多くの研修会等が行われています。

八千代市薬剤センターは「薬剤師としての立場から地域社会に貢献する」ための施設です。皆様におかれましては、くすりを正しく安全に使用し健やかな生活をおくれますよう、努めてまいります。

八千代市薬剤センター

センター長 近藤 芳弘