会長挨拶

令和6年7月より八千代市薬剤師会の会長として就任いたしました松本と申します。

私が薬剤師としての業務に携わり始めてから、約20年余りがたちます。薬局や薬剤師を取り巻く環境が大きく変化していることを日々実感しています。医薬分業が進み、市民の皆様の健康状態や薬を継続的に把握する姿勢に変わってきました。もちろん、薬局としての基本的機能、つまり処方されたお薬について説明し、ご質問にお答えし、お薬を手渡すという役割は変わりません。最近では、かかりつけの薬局や薬剤師を持たれる方々も増えてきております。

今では、薬による治療のこと、健康や介護に関すること、そしてニーズに沿った相談ができる身近な医療人としての「薬剤師」の存在がますます求められていると感じています。処方箋なしでいつでも気軽に薬局にお立ち寄りいただき、皆様の健康のお手伝いをさせていただく場所でありたいと思っております。ぜひ足を運んでいただき、ご活用いただければ幸いです。

八千代市内の学校においては環境検査を行うだけではなく、薬についての授業も行い、徐々にその輪が広がりを見せております。また、健康フェアや市民イベントなど、薬局の外での活動も行っております。

薬学部5年生が実施する実務実習生の受け入れも行い、後進の育成を目的とした活動も行っております。そういった取り組みにより、優秀な人材を八千代市内に呼び込む環境を整えております。

災害の多い近年において、医薬品供給支援体制にも力を注いでおります。当会では災害時に医薬品供給支援が行えるモバイルファーマシー(災害支援車両)を所有しております。令和6年能登半島地震の際に初めて運用し、支援活動に参加しました。

医療・介護・福祉関係者など他職種との連携を深める活動も行っております。そのチームの一員として在宅医療と医療ケアが必要な方々とその家族に対する支援を行い、ご自宅で過ごし、できる限りご家族と一緒に過ごせる時間を生み出せたらと考えております。

今回、組織内に多くの若手を起用し、大幅な組織改革が行われました。これまで築き上げてきたものを大切にしつつ、これからの時代に柔軟性に対応できるような当会にしていきたいと思います。
今後の八千代市薬剤師会の活動にぜひご期待いただきますとともに、活動にご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和6年7月6日
八千代市薬剤師会 会長 松本 孝章